報告日:2022年8月 報告者:大竹 秀昇
業種・ 業界 |
支援先 /所在地域 |
テーマ・支援概要 |
支援者数 |
支援時期/回数 |
農作物小売業 |
農作物直販所/袋井市 |
支援先様はITツール、POSシステムなど他に比べ早い段階からの導入・運用など、先見性のある施策を講じて効果を出している。今回更に、 ITの利活用による売上向上、生産者と消費者をつなぐ店舗役割の具体化、および店舗に対するファン作りの依頼があり、その支援を行う |
2人 |
2021年11月~2022年1月 /5回
|
<支援先の課題>
1)ITの利活用の推進:現状に対して、さらに商品を訴求するIT手段を講じる
2)生産者・消費者の双方をつなぐ役割を強化:役割を明確にし、有効な手立てを講じる
3)店舗のファン作り:消費者のリピート購入や店舗依存率を高くする施策を講じる
<支援内容>
・スマートフォンのメッセンジャーアプリ(今回はLINE)を利活用し、つなぐ役割、ファン作りの推進を支援
1)アプリ会員数の増加
店内POP・掲示物に会員登録案内の表示(QRコード)、会員への特典の訴求(ポイント付与、プレゼントの実施)
2)消費者の嗜好・興味を把握
3)消費者の嗜好・興味に合わせた情報の発信
・店舗のマーケティングの提案を通し、つなぐ役割、ファン作りの具体的な策定を支援
1)消費者ニーズから「こだわり商品」の育成
2)「こだわり商品」情報の消費者への提供
3)新規販路の開拓
4)SDGsの訴求による販売促進
5)EC機能拡張の利用検討
<支援効果>
以下の項目において支援先で数値目標を設けて実施計画に展開
1)スマートフォンのメッセンジャーアプリ会員数の倍増 ※支援期間中に対策を開始したことにより、会員数が140人から280人に増加
2)来店客数の向上
3)売上高の向上
以上